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    急性から慢性の多彩な症状を呈し難病化する “マイコプラズマ感染症”への
最先端予防(未病)医療
 
   
マイコプラズマ感染症
         
  成人マイコプラズマ肺炎
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  • 慢性疲労症候群とマイコプラズマ
  • 線維筋痛症とマイコプラズマ
  • 膠原病とマイコプラズマ
  • 尿道炎とマイコプラズマ
  • 免疫不全とマイコプラズマ
  • アレルギー性疾患とマイコプラズマ
  
      
マイコプラズマ感染症は、急性のみでなく長期化・慢性化するという特徴を持っています。

早期認知症、喘息・アレルギー、慢性疲労症候群、関節リウマチ、膠原病、など慢性の炎症性疾患や免疫難病と区別が難しい多彩な症状を呈します。

残念ながら、今の保険医療には限界があり、急性の肺炎の一部にしか対応できていません。

マイコプラズマ脂質抗原抗体検査により原因がわかれば、治療法があります。
     
  マイコプラズマは、急性気管支炎の原因の第1位。肺炎の原因の第3位。肺炎は、死因の第3位。想像以上に身近な感染症です。

マイコプラズマは、“かぜ”症状、とくに、長引く咳でよく知られています。”かぜ”症状、発熱、せき、疲労感、筋肉痛、関節痛、頭痛、咽頭痛、睡眠障害などの症状。

マイコプラズマ感染症は、肺炎のみでなく、髄膜炎・脳炎・関節炎・神経炎・腎炎・膵炎・皮膚炎など肺以外の全身のいろいろな症状を引き起こします。

血管炎、心筋炎・心外膜炎、腎炎、尿道炎、中耳炎、鼓膜炎、多形紅斑、ステーブンス・ジョンソン症候群、川崎病、髄膜炎、脳炎、多発神経炎、ADEM、多発性硬化症、寒冷凝集素症、血小板減少症など多彩な病変を起こします。

これらの症状が、長引いたり、繰り返したりしながら、長期化・慢性化していくことがあります。

慢性疲労症候群、関節リウマチ、膠原病、喘息などの前兆の可能性があります。
 
  全身の血管炎/神経炎が疾患の背景にあり、脳梗塞や動脈硬化との関連も知られてきています。また、微小脳血管障害、うつ病、アルツハイマー病など認知症、膠原病や免疫難病などの多くの疾患との区別は、症状からだけでは困難なことが少なからずあります。  
  急性のみでなく長期化・慢性化するマイコプラズマ感染症を症状や経過から疑う 

⇒ マイコプラズマ脂質抗原抗体検査 

⇒ 感染状態を把握しながら原因を取り除く医療
 
     
  マイコプラズマ感染症を、いかに正確に早期に発見し診断できるかが、マイコプラズマ感染症に有効な医療プロトコールを適切に行うための非常に重要な分岐点になります。

世界初の最先端技術、指定医療機関から研究検査項目として依頼可能。  
 
   
新しいマイコプラズマ感染症(未病)検査
    従来法では、肺炎の確定診断に限られており、肺以外の症状や慢性的な状態、疫学的な把握に限界がありました。培養法・抗原測定法・遺伝子法は咽頭など限られた部位のみ検体を採取、全身感染症である“マイコプラズマ感染症”の病態把握が難しい。

新技術によるマイコプラズマ脂質抗原の抗体測定法は、感度や特異性が高く、定量性に優れる。抗体価については IgM・IgG・IgAを個別にゼロベースから測定可能となってきました。

したがって、精度の高い経過観察マーカーとして使用可能です。さらに、定量的なこの抗体測定法は、疾患の活動性の指標となり急性期だけでなく慢性期の病態の変化を把握する事ができます。
   
    マイコプラズマ脂質抗原抗体精密測定(血清1ml)

・マイコプラズマ・ニューモニエ脂質抗原IgM抗体
・マイコプラズマ・ニューモニエ脂質抗原IgG抗体
・マイコプラズマ・ニューモニエ脂質抗原IgA抗体
・マイコプラズマ・ファーメンタンス脂質抗原IgM抗体
・マイコプラズマ・ファーメンタンス脂質抗原IgG抗体
・マイコプラズマ・ファーメンタンス脂質抗原IgA抗体

   
マイコプラズマ・ニューモニエ:肺炎の原因菌としてよく知られているマイコプラズマです。 マイコプラズマ・ファーメンタンス:尿道炎の原因菌としてよく知られているマイコプラズマです。

マイコプラズマ種に特異的な合成脂質抗原をもちいた、超高性能なマイコプラズマ脂質抗原に対する抗体測定法です。

マイコプラズマ肺炎の患者さんでは、従来の検査法と比較して、より早期に診断できることがわかっています。

マイコプラズマ脂質抗原に対する抗体を測定する研究検査であり、マイコプラズマ関連疾患の早期診断・治療に応用されることが期待されています。
  
    指定医療機関でマイコプラズマ脂質抗原抗体検査が可能です。    
         
       
    マイコプラズマ感染症 
急性から慢性の多彩な症状を呈し難病化
   
   
初期症状は、風邪症候群様の症状を呈し、発熱、疲労感、頭痛、のどの痛み、消化器症状、咳、発疹など。症状は個人差が大きく咳は、発症初期は乾いた咳で有るが、時間の経過と共に咳は強くなり、解熱後も1ヶ月程度続く。年長児や青年では、後期には湿性の咳となることもあります。

合併症として中耳炎、関節炎、無菌性髄膜炎、脳炎、肝炎、膵炎、心筋炎、溶血性貧血、ギラン・バレー症候群、スティーブンス・ジョンソン症候群などがあります。

“かぜ”症状で発病する感染症の病原菌で、肺炎では3番目、急性気管支炎では1番目に多いとされています。特に、肺炎は日本人死因の第3位を占め、生活習慣病に次ぎ大きな社会問題ともなっています。

従来は効果のあった抗生物質に対して耐性菌が多く出現してきている事などから、確実に、早期に診断-治療することがますます重要になってきています。

さらに、マイコプラズマ感染症の特徴は、感染したヒトの25%に、肺以外の疾患、つまり、皮膚炎、腎炎、関節炎、また神経症状を呈する髄膜炎や脳炎のような多彩な疾患の原因になり得ることです。

経過もさまざまであり、急性期のみの症状から、難病(喘息・リウマチ性疾患・膠原病・神経疾患、アレルギー性疾患)も含む慢性炎症性疾患までの幅広い病像を呈するため、原因の特定が困難な場合も少なくありません。

難治性疾患克服研究事業の臨床調査研究分野対象である130疾患においても、多くの疾患で、マイコプラズマ感染との関連が疑われています。

したがって、慢性化し難病に至る疾患に関連しているマイコプラズマ感染症を、いかに正確に、早期に、発見・診断し、有効な抗生剤療法の適応患者さんを治療に繋げられるかが非常に重要なポイントとなります。
   
     ストレスチェック異常の原因検索
感染性ストレスとマイコプラズマ感染症
   
    ストレスを引き起きおこしているものを、ストレッサーといいます。

その種類から物理的ストレッサー(寒冷、騒音、放射線など)、化学的ストレッサー(酸素、薬物など)、生物的ストレッサー(炎症、感染)、心理的ストレッサー(怒り、不安など)に分類されます。

生理的・心理的な反応の研究から、交感神経系によって副賢髄質から分泌されるアドレナリンの効果と一致して心拍数増加、心拍出量増加、筋肉血管拡張、呼吸数増加、気管支拡張、筋収縮力増大、血糖値増加などの緊急事態にストレス反応が生じます。

ストレスには生体的に有益である快ストレスと不利益である不快ストレスの2種類がある。これらのストレスが適度な量だけ存在しなければ本来的に有する適応性が失われてしまうために適切なストレスが必要です。しかし過剰なストレスによってバランスが失われてしまう場合があるため、様々なストレス反応が生じます。


まずストレッサーの刺激が視床下部、下垂体に伝達し前葉副賢皮質刺激ホルモンが分泌されると考えられています。

マイコプラズマ感染症は、感染性ストレスの原因になります。
   
     ものわすれ症状の原因検索
うつ病・早期認知症とマイコプラズマ感染症
   
    うつ病は他の精神障害と同様に、原因は特定されていないため、原因によってうつ病を分類したり定義したりすることは現時点では困難です。

先進国であっても適切にうつ病と診断されていない事が多く、うつ病と誤診されたために間違った抗うつ薬投与がなされていることも多い現状から、WHOは診療ガイドラインおよびクリニカルパスなどの策定を行っています。

したがって、うつ症状の本当の原因を検索することが、ファーストステップとして重要です。

抑うつの症状を呈し、うつ状態であるからといって、うつ病であるとは限らず、抑うつ状態はうつ病以外にも様々な原因によって引き起こされます。

抑うつ状態では、、「ほとんど1日中、ほとんど毎日」の抑うつ気分、あるいは興味、喜びの著しい減退のほか、「ほとんど毎日の」不眠あるいは過眠、易疲労性、精神の焦燥や制止、無価値観や罪の意識、思考力や集中力の減退、体重の減少や増加、反復的な自殺念慮などがみられる。

貧困と社会的孤立、児童虐待(身体的、感情的、性的、またはネグレクト)も、後年になってうつ病を発症するリスクの増加に関連します。

成人では、ストレスの多い生活上の出来事や社会的支援の欠如が、うつ病につながる可能性があるといわれています。

対人関係療法や認知行動療法などの行動療法は、うつ病の新規発症を予防する効果があるとされています。

診断評価は、適切な訓練を受けた総合診療医、精神科医、心理士によって、現在の状況、生活歴、現在の症状、家族歴を考慮したしたうえで下されることないなっています。広い臨床的な目的は、患者の気分に影響がおよぶ関連する生物学的、心理的、社会的要因を系統立てて診ることが必要とされています。

うつ病は、様々な身体的(心身的)症状を引き起こすことがあり、身体的症状だと判断して不必要な加療を行ってしまうことが多いことが指摘されています。

もの忘れなど認知についての訴えが、抑うつ症状でみられることがある。中高年の場合はアルツハイマー病などの認知症の徴候の可能性についても注意が必要です。認知検査や脳画像イメージは認知症とうつ病を区別する助けとなりますが、認知症の初期は異常が見られないことも多く実際は区別が困難です。

抑うつ症状がみられる以下のような原因について検討する必要があります。

中枢神経系(認知症、脳血管障害パーキンソン病慢性疲労症候群、脳腫瘍など)
内分泌系(副腎疾患(アジソン病など)、甲状腺疾患 (橋本病など)、副甲状腺疾患など)
炎症性疾患、関節リウマチ線維筋痛症、全身性エリテマトーデスなど)
歯科治療用重金属中毒

特定できるストレスが原因となっている適応障害、急性ストレス障害(パニック障害)、心的外傷後ストレス障害 (PTSD) など。

薬物乱用、アルコール乱用、投薬による直接的な生理学的作用としての抑うつもあります。

高齢者のような発症が遅い場合には、身体疾患や医薬品の副作用考慮する必要があります。

とくに若年者は、双極性障害のうつ病相や統合失調症の好発年齢であり留意が必要です。

マイコプラスマ感染では、もの忘れなど感染性認知症、双極障害、脳血管障害、パーキンソン症状、慢性疲労症候群、線維筋痛症、関節リウマチ、などの症状がみられることがあり、原因の一つとして検索を試みる価値があります。

   
     慢性疲労症候群とマイコプラズマ感染症    
    症例 20代女性で、慢性疲労症候群の患者さん→本当の原因の特定・治療→関節痛、結膜炎、微熱(37℃)などが消失、白血球数1万以上が7800 。    
     不明の関節の炎症・痛み
関節リウマチとマイコプラズマ感染症
   
    症例 40代女性で、関節リウマチの患者さん、抗体医薬を2種類試みたが、症状悪化、RF 90→本当の原因の特定・治療→関節の腫れや痛みが著明に改善。RFは陰性。    



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